包括主教法人と単立宗教法人の違いは?

日本の宗教法人は、包括主教法人と単立宗教法人の2種類に分けられます。

包括主教法人とは、一定の宗派を代表する組織であり、その宗派に属する複数の教団を統括する法人のことです。例えば、日蓮宗や真言宗などは、包括主教法人があり、その下に複数の教団があります。包括主教法人は、宗派の統一性や発展を図ることが目的で、教団の指導や統制、資金管理などを行います。

一方、単立宗教法人とは、1つの宗教団体を単独で法人として登録したもので、その宗教団体にのみ責任を持つ法人のことです。例えば、特定の宗派に属さない個々の仏教寺院や神社などが該当します。単立宗教法人は、独自の信仰や教義を持ち、その教団の発展や信者への奉仕を目的としています。

つまり、包括主教法人は、複数の教団を統括する宗派の法人であり、単立宗教法人は、1つの教団のみを法人として登録したものです。包括主教法人は、宗派の統一性や発展を図ることが目的であり、単立宗教法人は、独自の信仰や教義を持つ教団の発展や信者への奉仕を目的としています。

合掌
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