初めての方へ

修行道場といっても様々です。
冥加金(修行費用)や環境や学ぶ内容が異なります。

例えば、包括宗教法人の場合は、ルールや慣習があり思うような活動を行うには様々な方面に配慮が必要であったり
時間やタイミングが整った上で希望の活動が行えるようになります。
古くからの伝統や歴史や世襲制度などの伝統を守る上において大切なことであります。

また、末寺では包括宗教法人のルールに加え、師僧の価値観に左右されることもあります。
そして、単立宗教法人であれば師僧の人柄や価値観や理念によっても左右されますし、
師僧のスキルによって学べる範囲も変わってきます。

分かりやすく例えるなら、『四度加行の修行に入るまでには3年間は作務や前行が必要だ』といわれれば従うしかない世界です。
下記に記載した道場の特徴は、実際に体験したデータを基に記載しましたので参考にしてみてください。
私は、複数の寺での修行や伝授会に参加した経験があります。随分遠回りしたように思っていた時期がありますが、
その体験したことで複数の師僧やお寺の特徴を知り、このような比較をお伝えできます。

そして、在家出身の私は「在家の方でも修行できる、よりよい修行道場」をつくることが使命だと感じました。
そのことが真言宗や仏教の布教活動に繋がり、そしてこのホームページをご覧になっていらっしゃる方が、
近い将来僧侶となられ衆生救済の一助となると確信しています。
そのような思いから僧侶の育成に力を注いでいます。

これを読んでくださっている皆様にお伝えしたいことは、ゴール(やりたいこと)や夢がある方は、
そのゴールが叶うルートを選択されてください。
包括宗教法人は伝統や格式があります。その一員として活動したいといったゴールや夢がある方は、
包括宗教法人の門を叩いてみてください。
また、心のケアや自坊を開山したい方や独自の活動をされたい方は、
ご自身の求めていらっしゃる道が開けるような道場がふさわしいでしょう。
下記の情報が参考となれば幸いです。

修行道場比較

*下記比較表は一例です

包括宗教法人の本山道場 聖徳派道場 A寺
(単立)
B寺
(単立)
C寺
(包括の末寺)
入門時保証人の数 住職2名の推薦が必要 なし
(入門考査あり)
なし なし 住職2名の推薦が必要
修行期間 1年/6ヶ月 最短で3ヶ月/
期限なし
1日でも可能 永遠 1年間
修行時の住まい 道場内/寺 道場内/寺/自宅 自宅 自宅 自宅
修行費用 150万円+保証人冥加料 55万円~ 50万円程度 毎月課金 180万円
年会費 必要 なし なし 必要 必要
交際費/冥加料 3万円~/回 (各) なし なし 随時必要 3万円~/回 (各)





・前行(読経、荘厳、作法含む) × ×△〇
・声明 × ×△〇
・四度加行 △〇
・定例法務への出仕(読経) ×
・他の寺院を参拝(修学旅行) × × × ×
・秘密印の伝授 ×
・その他 テスト × ×
・実践 なし あり なし なし なし
開山申請の費用 600万円程度 0円 100万円 開山できない 600万円程度

カリキュラムの比較(実践)

教師資格を取得しただけでは、僧侶と名乗れるだけのスキルは身についていないのが通例です。

教師資格取得後は、通常は自坊に帰って住職(父親)について学ぶか、他の寺に就職し低賃金で奉公しながら実践を学びます。
しかしながら、聖徳派道場の「導師養成コース」というカリキュラムにおいては、皆様が名実ともに教師と名乗れるように実践を含め育成し、
みなさまが自信をもってすぐに活動できるような範囲まで指導しております。

また、学びを深めたい方やすぐに活動をしたい方に向けてオプションとして伝授をしております。(オプション=OP)

卒業後の実践
(檀家寺/末寺の場合)
卒業後の実践
(参拝寺の場合)
聖徳派道場
(導師養成/オプション伝授(OP))
・葬儀
・法要
・納骨/お墓開眼
・年間行事
・祈祷
・先祖供養
・水子供養
・安産祈願
・年間行事
・葬儀
(導師養成コースに含まれている)

・法要
(導師養成コースに含まれている)

・納骨/お墓開眼
(導師養成コースに含まれている

・祈祷
(導師養成コースに含まれている)

・先祖供養
(導師養成コースに含まれている)

・水子供養
(導師養成コースに含まれている)

・安産祈願(OP)
・一段護摩(OP)
・年間行事の作法(OP)
・線香護摩(OP)
・お祓い(OP)
・地鎮祭(OP)
・霊符(OP)
・法話(OP)
・阿字観/瞑想(OP)