今月2回目の伝法灌頂でした

今月、2回目の伝法灌頂を厳修いたしました

皆さま、こんにちは。心和寺の住職でございます。

今月、ありがたいことに2回目の伝法灌頂を厳修いたしました。
ご縁をいただけること、そしてこうして一人また一人と仏さまの教えを受け継ごうとする方が増えていくことに、深い喜びと感謝を感じております。

今回伝法灌頂をお受けになったのは、公務員として働く方。ご実家はお寺で、将来は継ぐ覚悟を持っておられました。

とにかく「丁寧な方」でした

この方を一言で表すとしたら、私は迷わずこう申し上げます――「とにかく丁寧な方」だと。

言葉の選び方、所作、やりとりの一つひとつに、深い誠意と敬意がにじみ出ておられます。
質問ややりとりにも真摯に向き合うその姿勢に、私も心を打たれました

親から子へ、寺の灯を受け継ぐ

「自分の足で一から学び直したい」
そう願って門をたたいてくださった姿勢に、心からの敬意を表します。

仏道の修行とは、技術を超えて、「どれだけ心を込められるか」「どれだけ人のためを思えるか」という精神性が大切です。

伝法灌頂前のテストと真剣な眼差し

当道場では、2回のテストを通じて、理解度と心構えを確認しております。
それは、「中途半端な導師を世に出さない」という責任があるからです。

弟子さんは緊張の中にも、「仏道に恥じぬ姿で臨みたい」という強い思いで臨まれておりました。

📌 聖徳派ではこう考えています

  • 形式でなく、心のこもった修行を大切に
  • ご先祖と地域に寄り添う僧侶の育成
  • 一人ひとりの歩みに合わせた伝授

おめでとうございます

ご実家のご本尊とご先祖、そして地域の方々に寄り添う僧侶へと育っていただけたら、これ以上に嬉しいことはありません。

仏さまの教えを未来へつなぐために、聖徳派はこれからも共に歩んでまいります。

本日、伝法灌頂をお受けになったお弟子さんに心より祝福を申し上げ、
今後の歩みに仏縁がますます深まりますよう、静かにお祈りいたします。

合掌 心和寺 住職


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