「奇跡の連続でした」と語る目に宿る信仰

この方が仏道に心を寄せるようになったきっかけは、ご家族のご病気だったといいます。
ある日ふとお寺を訪れ、静かに願いを込めたそうです。

それからというもの、驚くような出来事が次々と起こったそうで、

「あれは、奇跡の連続でした」

と語るその目には、確かな信仰と感謝の色がにじんでいました。

時間の中に込められた熱意

今回の短期集中コースでは、時間の制約がある中でも、毎回ひとつひとつの伝授に対して非常に熱心に取り組まれました。

細部に至るまで質問をされる姿勢は、仏道への真摯な姿勢そのものであり、
私たち指導する側にも、改めて教えの重みと尊さを思い出させてくれるものでした。

夕食の席で語られた“軌跡”

ある日の夕方、伝授を終えたあとに、ささやかな晩御飯をご一緒させていただく時間がありました。

その席では、普段の静かなご様子とは打って変わって、まるで何かが解き放たれたかのように、
ご自身のこれまでの歩みを語ってくださいました。

ご家族との絆、病気との向き合い方、そして祈りを通して感じた不思議な巡り合わせ――

そのひとつひとつが、まさに仏縁に導かれた尊い軌跡であり、胸を打つものでした。

これから導師として歩まれるあなたへ

今回のご縁が、また新たな道を開くきっかけとなりますように。
これから導師として、一歩一歩歩まれていくその背中を、心から応援しています。