修行概要

真言宗では僧侶になるために下記のステップを経て
僧侶としての活動ができるようになります

  • 得度
  • 授戒
  • 四度加行
  • 伝法灌頂

 

修行(四度加行(しどけぎょう))とは

真言宗の修行は師僧より伝授を授かり、その授かった内容を各自で行をします
このホームページでは「伝授」という言葉を分かりやすく表現するために
「受講」という表記でご説明しています

伝授は弘法大師(空海)様の時代より1200年以上にわたり口伝にて行われます
口伝とは弟子がその師僧より直接お授けを受けることです
当道場では時代に合わせ効率的な学びを行っておりますが、
古来より伝わっている正統な伝授方法を継承しております

修行は冒頭にご説明したように 各自で行うものですので
「受講(お授け=伝授)」後に在宅にて行を行っていただきます
希望者は寺にて修行が可能です(寺生/行者生

修行について(受講と修行)

1回目の伝授
(受講)
座学
得度式(既に得度されている方は省く)
作法実習
十八道(四度加行)
修行(行)をする
フォローアップ:
メールやLineにて質問 / 聴講する / 再受講する
2回目の伝授
(受講)
座学
金剛界(四度加行)
修行(行)をする
フォローアップ:
メールやLineにて質問 / 聴講する / 再受講する
3回目の伝授
(受講)
座学
胎蔵界(四度加行)
修行(行)をする
フォローアップ:
メールやLineにて質問 / 聴講する / 再受講する
4回目の伝授
(護摩)
座学
護摩(四度加行)
作法実習
修行(行)をする
フォローアップ:
メールやLineにて質問 / 聴講する / 再受講する
5回目の伝授
(護摩)
座学
護摩(四度加行)
作法実習
修行(行)をする
フォローアップ:
メールやLineにて質問 / 聴講する / 再受講する
6回目 試験
伝法灌頂
作法実習

四度加行が成満しましたら1次試験を行います(電話、Line、Zoom)
1次試験に合格された方は道場にて最終試験を行い
伝法灌頂が授けられます(僧階授与)

*伝統的な修行道場では規律を重んじ自由な言動・質問は許されませんが、
当道場では『安心して修行に励んでいただきたい』という想いから、
【師僧という立場にあぐらをかかず皆様に敬意を払い誠意的に伝授】を理念としております(3名の教師が在籍)。
並びに当道場独自の制度(ご質問や再受講や聴講生)を整えご不明点なく安心して修行に励めるよう努めております。
尚、年間約20名(様々な職種、年齢層)の弟子を育成している実績があります。
真言宗の正統な作法を学びたい方はしっかりと学んで頂ける仕組みです。

講義内容について

受講内容は各コースにより異なります
詳しい内容が知りたい方は「無料説明会」にご参加ください

基礎科目

・常用経典(読経)
・声明
・法式
・布教

オプション科目

・瞑想/阿字観
・梵字

応用

・葬送葬礼の実践
・ご祈祷/供養の実践
・各作法

上級(住職養成)

・法式上級

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