「僧侶の資格」についてご存知でしょうか?
運転免許、医師免許のように免許をイメージする方が多いはずです。
実際は、本来僧侶(お坊さん)とは生き方のことを指します。従って免許のようなものとは少し意味が違います。
では、なぜ資格の中に「僧侶資格」が入っているのかをお伝えしたいと思います。
【僧侶の責務】
亡くなった方を見届け、見送ることが僧侶の責務です。
合わせて生きている人を救うことも僧侶の責務です。
人は生きていれば悩みが生じます。真言宗は仏教(仏様)の力を借りて人を救うこともできます。
人を救う生き方をするためにも人から認めらる指標が必要です。そのため僧侶は資格として存在しています。
【真言宗僧侶資格について】
真言宗では僧侶資格取得者(一般的なお坊さんや住職と言われる方)のことを阿闍梨(あじゃり)といいます。
阿闍梨になるためには修行を行う必要があります。
修行を乗り越えた先にある伝法灌頂(でんぽうかんじょう)という儀式を受けた者が阿闍梨になれます。
【僧侶になるためには】
僧侶資格取得者(阿闍梨)になるためには四度加行を行う必要があります。
四度加行は100日の修行を乗り越える必要があります。
また、100日の長い四度加行を行える人物かどうかを判断する期間として前行(ぜんぎょう)が存在します。
前行とは、下座行(掃除)や読経(お経を唱えること)といった下積み期間ともいえるでしょう。
一般的には上記で述べたものが僧侶資格(阿闍梨)になるために必要な修行です。
修行はその他にも存在はします。 その修行に応じて阿闍梨の中にも位があります。
【僧侶資格取得について】
当道場(聖徳派道場)でも資格は取得できます。
働きながら行える修行です。 現在も数多くの方が修行をしております。
僧侶資格(阿闍梨)を目指したい方は一度ご相談ください。
ーーーーーーお問い合わせーーーーーーー
【聖徳派修行道場 心和寺】
■八幡山 心和寺
岡山県倉敷市中島2355-156
電話:086−466−2356
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